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新小5入室生が入室テストを受ける前にやっておきたい4つのこと

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「新小5からの入塾を決め、入室テストを受けることにした。
特別な対策はしなくても大丈夫?」



希望する塾に聞いてみても「何もしなくても大丈夫です。」という答えが返ってきそうですよね。

新小4受験なら一斉スタートですから普通に当日テストを受ければいいと思うのですが、
塾と学校では進度がちがうため全くの初見の問題が並ぶ問題用紙を前に2時間3時間過ごすのは
大変ハードルが高い、と思わざるを得ません。考えてみれば大人でもこのシチュエーション、つらいですよね?

テストまで少しでも時間があるのであれば、これをしたほうがいいというポイントをお教えしたいと思います。


1.小学校の勉強と受験勉強は全く別物である。ことを理解する。



保護者の方が中学受験未経験である場合
何はともあれ、ここがスタート地点なのだろうと思います。
そこを知ったうえで受験するかどうか、どこをゴールとするのかを考えるべきです。

巷で言われているように中学受験は特殊です。

つるかめ算がどうこうとか、些細な解法の問題ではなく特殊です。

高校受験の問題集を眺めていると
ああ、これは中学受験の子なら今すぐ解けるな。という問題も多いです。


例えば数学。

図形の問題であれば、円周率はπとするのか3.14とするのかの違いだけで解ける問題。

連立方程式は消去算という名前で消去法をマスターします。
代入法は特に問題はないでしょう。

立体図形と点の移動(速さ)の融合問題などが難関高校受験のハイライトとなるかと思いますが
算数大好き小学生なら解けることでしょう。

立体図形と三平方の定理の融合問題も同じく。

関数と負の数は中学受験では扱わないかな~。という位でしょうか。


社会。

中学受験でしっかりできるようになっていれば、
大学受験でも演習問題を解いて重箱の隅問題対策をするくらいで早慶レベルまで困らない。
センター試験ならかなり取れてしまう子も多そう。

理系進学で倫理・現代社会を選択する、国立2次試験対策となれば話はまた別ですが
私立文系・日本史選択であれば社会に時間をとられず、しっかり英語対策ができる感じです。

高校受験だと世界地理・世界史が入ってくるのが違いでしょうか?

中学受験用の白地図と高校受験用の白地図がほぼほぼ変わらなくて面白いです。

一度お暇があれば覗いてみてください。


国語。

これは精神年齢の違いがあるので何とも言えませんが高校受験用の文章は結構読ませますね。
あとは古文・漢文の違いでしょうか。


理科。

化学式が出てくる、地学分野は中学受験ではあまり出てこないなど
ちょこちょこ差はあるのですが扱う分野はかなり被っています。


というように
中学受験というのは小学校の範囲でありながら
科目によっては中学~高校レベルまで網羅されているというのが特徴だと思います。
一般常識を中学入学までに終わらせるのか中学にかけて終わらせるのかの違いともいえます。


ですから、
中学受験をせずに高校受験でこの範囲をきちんと終わらせる‌のでも全く問題ないと春子は思っています。

むしろ
精神年齢が幼い、本人が自覚的でない、乗り気でない場合は
高校受験の方がすんなり上位校に入れるケースも。


例えば、人気の都立中高一貫校ですが、高校受験時には上位校とは言い難い位置づけになります。

中学受検で都立中高一貫校に落ちたものの、
高校受験では2ランク3ランク上の都立高校を受験する、
さらには最難関都立高校すら滑り止めにし筑駒を受ける、というお子さんも知っています。
高校受験を見据えて今から勉強を開始する、という選択肢も5年生以降ではありなのかな、と思います。


御三家出身の旧友の子育てでも、
中学受験させる組させない組それぞれ。
なんとなく流されて中学受験をさせるのではなく、
子どもの個性を見極めているといったところでしょうか。


我が家は前に書いたように怪我&病気によるスポーツリタイアで受験を決めました。⇒はじめまして
リタイアしたのとは別のスポーツを土曜日にひとつだけ習っています。



2.希望する塾の入塾テストの科目を把握し、受験用のカリキュラムを手に入れる


春子が検討した日能研は2科目・サピックスは4科目の入塾テストでした。
これは結構な負担の違いです。

受験用のカリキュラムについては、
新4年から着々と学んできている同級生たちが何をどう学んできて
今何をしているか把握しておきましょう。

把握する=愕然とする、ということに大抵はなるかと思うのですが、
それでも見ておかなければ子どもの直面するであろう困難を理解できませんから。
(本当に大きな差があるのです。自分の経験からもどうか親御さんには途中入室のお子さんの気持ちに寄り添ってあげてほしいと思うのです。)

サピックスのホームページには各科目ごとの年間カリキュラムが載っています。
見てもよくわからない名前の単元も多いです。
算数は大丈夫ですが、理科は大体こんなことをしているのだろうという予測がつくくらいでしょうか。

塾のテキストとして市販されておりなおかつカリキュラム表がついているのは
四谷大塚の「予習シリーズ」です。
四谷大塚のホームページから誰でも購入することができ、行かせたい塾と異なっていても十分使えます。




3.子どもの学力を把握する


学力と言っても理社は知識部分が大きく、覚えるか覚えないかなのですが
これが一番差がつく部分だったりします。

娘も偏差値は2科目>>3科目>4科目です。

2科目テストであれば必要ないのでは?と思われるかもしれませんが
いずれ埋めなくてはいけないのですから把握しておいて損はありません。

全科目分、普通に町の本屋に置いてあるような教科書対応のドリルを買ってきて
4年生の範囲を最後まで一気に解かせてください。

学校の宿題のように1日2ページ、などと時間はかけません。
くもんの理科集中学習小学4年生
などがおすすめです。各科目あります。
1科目1日、2日で終わらせます。

進学塾に通塾することになれば宿題なども多くなりますから
一気に解く集中力・持続力は身に付けておいたほうがいいかと思います。

この段階でいまひとつ理解できていないことがあれば
進学塾への入塾前に、親塾・個別指導・家庭教師、いずれかでフォローしたほうがいいと思います。
(進学塾でない集団塾に通う場合も同じくです。)


特に算数は4年生までの範囲がすらすらできていないと
中学受験はおろか、5年生・6年生になったときにも中学でも苦労します。
ビリギャルが個別塾に通い始めた際、4年生からやり直し!となったのには根拠があるのです。
遠回りなようでもまずは基礎固めをすることが結局は近道なのだと思います。

家庭教師・個別指導塾講師・集団指導塾講師それぞれをした経験から
学力の基礎の大切さを痛いほど痛感しています。


四則演算、計算のきまりと工夫、分数と少数などがきちんとできているかを見てあげてください。
分数は約分と通分、繰り下がる形の帯分数の引き算までは完璧でしょうか?
□を使った式(虫食い算)はすらすらできますか?
理解だけでなく、ある程度の量をこなすことも大切です。

そのあたりが弱いまま受験用カリキュラムに進むと勉強が嫌いになったり
劣等感を持つだけになる危険があると思います。


小学校で習う範囲に問題がないことがわかれば発展的問題=受験用カリキュラムに入りましょう。








4.入塾対策用の勉強をする


30年程前、
春子は母親が書店で買ってきた小4・小5用の「標準問題集」を5日間ほどで終わらせるように命じられました。
それが入塾テストまでに残された時間だったからです。
算国理社の4冊×2=8冊です。

毎日ノー勉強、ピアノも適当、学校の宿題すら忘れるような子どもでした。

水泳だけは選手コースにいたものの水泳選手になろうなどとは露ほどにも思わず、
クラスメイトが通っている近所の補習塾が楽しそうに見えて「塾に行きたい」と母に頼んだつもりでした。
ところが母は何を間違えたのか水泳をやめて「四谷大塚」準拠の塾に春子を入れようとしたのですね。
当然、四谷大塚そのものも受講するわけです。

新5年入室でも5年生の範囲まで出来てないと難しい、と聞いてきたのでしょう。
そしてそれはあながち間違えてはいませんでした。


ところで、標準問題集って薄いですけど絵や写真はないし、何も面白くないんですよ。(今も)

学習習慣はきっちり身についています!というお子さんには
とてもよくまとまっていて大変優れたテキストだと思うのでおすすめです。

そうでないお子さんにはただ渡して「終わらせなさい」と命じるよりは
親御さんも隣にいて見守ってあげたらいいのではと思います。

受験素人の母がなぜこの問題集を選べたのかは知りませんが、
(受験研究社って書いてあるから?)
とにもかくにも強制的に学ばされたおかげで四谷大塚正会員、中野校舎からスタートできました。
ちょっとでもできないと鬼のように叱られたので
あの数日間は「嫌な思い出」に分類されていますが、感謝もしています。


とはいえ、それは昔の話。


現在のカリキュラムは当時より更に進度が早いようです。
上記の方法でも構いませんが、抜けも多いかもしれません。


四谷大塚のテキストを見ながら
入塾まで少しでも学習するのがおすすめです。
全部網羅しようと思う必要はありませんが、
全く知識がないのとうっすらとでも知っているのとではその後の授業の入り方が違うと思います。

二科目テストであれば、
算数「小学3・4年 自由自在」に基礎~植木算・和差算・方陣算・場合の数あたりが網羅されています。
問題を解くための心構えまで載っているところが非常に親切です。(第15章 問題の考え方)

標準問題集とともに、さすが受験研究社さん!と言いたくなりますね。


ご自身で以上のことができないようであれば、
期間限定・短期集中で家庭教師などに入塾対策をしてもらうのも有効だと思います。

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長くなりましたが最後まで読んでくれてありがとうございます。
各科目別の具体的な方法もお伝えしていこうと思います。



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2019 中学受験

プロフィール

春子

Author:春子
こんにちは。
東京都在住の春子です。2児の母。
5年生娘、夏子の中学受験にむけて試行錯誤中。

家庭学習の強い味方。マイペースで復習も先取りも。

我が家のように途中入室で習っていない単元がある、習ったけれど忘れてしまった・・そんな家庭学習のお悩みにはスタディサプリがおすすめです。人気講師による解説で、受験にも対応したカリキュラム、大学受験用カリキュラムまでそろっているので、年の離れた兄弟がいてもお使いいただけます。お子さまの学習記録を、保護者にお知らせするメール機能も充実! 自宅のパソコンやタブレットで視聴していただけます。 お試し登録後2週間無料ですので、ぜひカリキュラムだけでも確かめてみてください。 我が家のスタディサプリの活用法は 国語でも理科でも電磁石/社会の穴埋め。間に合わない!ではなく遊び感覚で覚えていく/新5年入室組が入塾までにしたいこと(理科編)そして入塾後の追っかけも あたりに書いています。

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